


〈小説「新・人間革命」〉 誓願 百二十 2018年8月17日

強くなれば、悲しみさえも栄養になる。 苦悩が自分を清めてくれる。 自分が押しつぶされるようになる。 苦しみの底で、 初めて人生と生命の真髄が心に しみ通ってくるのです。

御本尊に向き合って勤行・唱題することは、わが生命の夜明けであり、太陽が昇ることであり、このうえない生命の充実である。この一点だけでも、私どもは幸福である。

勝つか負けるか、どちらかである。ならば、どこまでも徹して強信であっていただきたい。そこに一切を開く急所がある。

勝つか負けるか、どちらかである。ならば、どこまでも徹して強信であっていただきたい。そこに一切を開く急所がある。

全部、自分で決まる。 自分の「一念」で一切が百八十度、違う顔を見せてくる。

「ここで引き返してしまえば、素晴らしい珍宝を手にすることはできない。 それでは皆がかわいそうだ」と思い、神通力で大きな城をつくりだした。

今に必ず幸せになる! 心配しなくてもいいよ。必ずなるんだから。仏に仕えた功徳は大きい。必要なときにはどっと功徳が出てくるんだ。
