


「信心によって、自分の境涯を開き、生命を変え、人間革命していく以外にないんです。 親も、夫も、兄弟姉妹も、子どもも、自分の置かれた現実であり、それは、宿縁によって結ばれているんです。その環境から逃げ出すわけにはいきません。

「折伏を成し遂げる要諦は何か。 それは決意です。一念が定まれば、必ず状況を開くことができる。 折伏は、どこでもできるんです。戸田先生は、牢獄のなかでも法華経の極理を悟り、看守を折伏しています。

「人間は戦うために生まれてきた。進みに進み、勝つために生まれた。これが幸福と平和につながる人生の意義である。人生は勝利のためにある」 その勝利の力が題目です。

幸福とは単なる言葉ではない。物でもない。財産や地位や名声で、幸福は決まらない。 まず題目をあげることだ。そうすれば生命力が湧いてくる。

人生の目的は何か。それは幸福である。幸福の決め手は何か。それは境涯である。 同じ環境にあっても、その人の境涯によって、幸福ともなり不幸ともなる。

題目をバカにして策に走れば、結局は敗れる。 生命を賭けた戦いに福運はつく。

本日の御書 妙覚の山に走り登り四方を御覧ぜよ、法界は寂光土にして瑠璃を以て地とし金繩を以て八の道をさかひ、天より四種の花ふり虚空に音楽聞え、諸仏菩薩は皆常楽我浄の風にそよめき給へば我れ等も必ず其の数に列ならん(松野殿御返事p1388)

本日の御書 仏になる道は必ず身命をすつるほどの事ありてこそ仏にはなり候らめとをしはからる、既に経文のごとく悪口罵詈刀杖瓦礫数数見擯出と説かれてかかるめに値い候こそ法華経をよむにて候らめと、
