


電波と同じように、目には見えないけれど、生命の「十界」の波長が宇宙にはある。少し、難しい話になるが。 問題はどのチャンネルの波長に合わせるかです。

そのなかにあって精いっぱい努力し、そこに自己の生命を燃焼していく。その人生のなかに、 実は無上の幸福があることを、知っていただきたいのである。

たしかに、われわれにはそれぞれ、大小さまざまな宿命があるかもしれない。また、罪障もあるかもしれない。しかし、どれだけあるか計算することはできない。 だが、この「本因妙」の仏法という大河の流れに、ひとたび「一念」がはいった場合は、ありとあらゆるものを浄化させながら、滔々たる奔流となる。

おとなしくして、かしこまっていては損するだけである。 相手の生命に叩き込むくらいの執念と勢いで、これでもか、これでもかと反論することだ。真実を語ることだ。沈黙しないことだ。

「勝てると思えば勝てるのだ、自信こそ勝利の要件である」 「絶対に勝つ」という信念、自分の全能力を引き出し、ふだんは眠っている力まで起して実際に「勝つ」ように働かせていくのである。

御書には「強いて説き聞かせよ」とありますが、「強いて入信させよ」などとはどこにも書かれていません。

決意の瞬間に自分の中の不可能の壁が破れるんです!

どんなに美辞麗句を並べても、現実に証拠の出ないような宗教に誰が魅力を感じてついてくるでしょうか。
