
池田先生ご指導


この私たちの唱える題目には、計り知れない大功力がある。それは、生きている人々はもちろん、亡くなった方々の生命にも厳然と通ずる。

長年、信心に励んで来た父親が認知症を患い、とまどいながら懸命に奮闘する一家を、池田SGI会長は、その介護の労をねぎらい、こまやかに激励しました。

誰も知らないところで、広宣流布のために、祈り、尽くしている、心を砕いている。 その尊き行動を、全宇宙の仏天は厳然と見ているのである。 反対に「どうせわからないだろう」とさぼっても、それもしっかりと見られている。

「そんなことはありません。「少病少脳」ということもあります。信心強盛でも、寝なければ疲れますよ。 「仏法と申すは道理なり」ですから、題目をあげて生命力を強くしていくならば、 一切のものが生きてくることは事実です。

成仏とはゴールに到達するということではありません。妙法を受持して、悪を滅し、善を生じる戦いを続けていく、その境涯が仏の境涯なのです。

「広宣流布の大願」と「仏界の生命」とは一体です。請願を貫いた時に、仏の勇気、仏の智慧、仏の慈悲が限りなく湧き出ます。ゆえに、私達は、この誓願の力によって、どんな悩みも変毒為薬し、宿命をも使命へと転じゆくことができるのです。

祈りは具体的でなければならない。

学会活動、折伏を真剣にやらなければ、だんだん御本尊の力を忘れ、自分なりの信心となります。そうなると、信心に対し、学会に対して、疑問が出てきます。それが魔の働きです。
