長年、信心に励んで来た父親が認知症を患い、とまどいながら懸命に奮闘する一家を、池田SGI会長は、その介護の労をねぎらい、こまやかに激励しました。
「心配することはありません。たとえ脳に刻まれた記憶が消えたとしても、生命に刻まれた福徳は消えない。
広宣流布に尽くした功労は永遠に消えないのです。
今、お父さんは、一家一族の宿命転換を担い、偉大な総仕上げの戦いをしてくれている。
そう捉えて、題目を送り、温かく見守って差し上げてください。どうしてだろうと思い煩ったり、世間体を気にしたりする必要はありません。
お父さんは今、一面、楽しい夢を見ているといえるかもしれない。今まで多くの人の面倒を見てきたから、今は皆から守られている。すごい境涯です。
ご家族は苦労が耐えないでしょうが、必ず変毒為薬できます。それが皆の励ましになります。
何があろうと、悠々と、堂々と、家族と共に、同志と共に生き抜いていく。これが信心です」
と。