
本日の御書


本日の御書 若し仏此の地獄の苦を具に説かせ給はば人聴いて血をはいて死すべき故にくわしく仏説き給はずとみへたり(顕謗法抄p447)

本日の御書 たとひ明師並に実経に値い奉りて正法をへたる人なれども生死をいで仏にならむとする時にはかならず影の身にそうがごとく雨に雲のあるがごとく三障四魔と申して七の大事出現す(三沢抄p1487)

本日の御書 定めて釈迦多宝仏十方の諸仏の御宝前にましまさん、是こそ四条金吾殿の母よ母よと同心に頭をなで悦びほめ給うらめ、あはれいみじき子を我はもちたりと釈迦仏とかたらせ給うらん(四条金吾殿御書p1112)

本日の御書 銅鏡等は人の形をばうかぶれどもいまだ心をばうかべず、法華経は人の形を浮ぶるのみならず心をも浮べ給へり、心を浮ぶるのみならず先業をも未来をも鑒み給う事くもりなし(神国王御書p1521)

本日の御書 聖人の唱えさせ給う題目の功徳と我れ等が唱へ申す題目の功徳と何程の多少候べきやと云云、更に勝劣あるべからず候(松野殿御返事p1381)

本日の御書 法華経のかたきを見て世をはばかり恐れて申さずば、釈迦仏の御敵いかなる智人善人なりとも必ず無間地獄に堕つべし(妙法比丘尼御返事p1412)

本日の御書 仏法と申すは道理なり道理と申すは主に勝つ物なり(四条金吾殿御返事p1169)

本日の御書 鉄は炎打てば剣となる賢聖は罵詈して試みるなるべし(佐渡御書p958)
