
池田先生ご指導


一日三千遍のお題目をしっかりあげなさい。 勤行は信心の一番の基本です。今いいかげんな勤行をやっていたら十年、二十年後には必ず失敗する。

人生も広宣流布も、勝利の源は題目である。気迫の祈りである。 魔を打ち破るのも題目しかない。邪知の策謀を打ち破るのも題目である。

この世界で、もっとも大切なのは、自分自身である。だれ人たりとも幸福になる権利がある。人生の喜びを満喫していく権利がある。

「さあ、今こそ戦おう!」--心の底から、こう決めきった瞬間が、「その時」なのです。この瞬間から「運命」が変わる。人生が開ける。歴史が始まる。

信心しても病気になる人もいる。また、さまざまな事故にあう人もいる。それぞれの境遇と境涯においても、千差万別の姿がある。この千差万別の人類のなかにあって、千差万別の現証を示していくところに、同じような境遇と境涯の人々に、深く納得せしめゆく信心の証明者となっていける。

「何事をやるにも、中途半端でやめてもうこれで十分だと言ってはいけない。常に最善を尽くした上で、更に、もう一歩、努力していくのだ」

特別な作戦などない。要は、一人ひとりが、自分のいる場所で、自分の身近な縁に目を向けて、そこから、勇気の対話の一歩を踏み出すことだ。

「絶対に勝つ」という信念、自分の全能力を引き出し、ふだんは眠っている力まで起して実際に「勝つ」ように働かせていくのである。
