
戸田先生ご指導


難が来たら喜べ! そのときが信心のしどころであり、宿命転換のチャンスである。仏法は百発百中の『変毒為薬』大法である。たとえ失ったものでも、元の十倍、百倍の大功徳となって取り返せるのだ

法を行じ抜いた人は、今世では絶対の幸福境涯を勝ち開き、生々世々に大指導者になる。 御本仏・日蓮大聖人と一体の生命で、大宇宙を舞台に広宣流布に活躍していけるのだ

「一念に億刧の辛労を尽せば本来無作の三身念念に起るなり所謂南無妙法蓮華経は精進行なり」 「この御書は、絶対に命に刻んでおけ。学会の闘士は、この一節を忘れるな!」

信心とはズバリ、確信である。無疑曰信の題目である。 一心不乱の唱題である。自身の一念に、強い強いエネルギーを発するところに宇宙のエネルギーも呼応する。

病気、貧乏あろうと絶対克服できる。それには信というものが必ずなくてはならない。 その心が強ければ、強いほど、いかなることがあっても青年は敗れることはない。

題目は、病気の人には「薬」となり、悩みの人には解決への「智慧」となり、「福運」となり、落ち込んでいる人には「元気のもと」となる。 かぎりないエネルギーが出てくる。

最後に、絶対に、『幸福でたまらない境涯』『楽しくてたまらない境涯』になる。そういう人生を飾っていくのが、この妙法なんだ。学会活動の功徳なんだ。

信心は形式ではない。命を打ち込んで、御本尊に祈りぬくのだ。その根本を忘れてはいけない、そうでなければ、自分が損をする。
