
戸田先生ご指導


御書には「強いて説き聞かせよ」とありますが、「強いて入信させよ」などとはどこにも書かれていません。

東の方へ向かって、諸天善神に対して挨拶するときに、それは、我が心の中にある諸天善神が、大宇宙に浮かぶのです。

宇宙をはじめ、外界の現象だけを追う。内なる生命には関心を向けない、そこに、現代文明の根本的な狂いがある。

『治りますか』という質問をしては、いけません。治るに決まっているから信心させているのです」と。

「もっともけしからんものがある。それは、学会を喰い物にする者である」 「信心無き輩には断固鉄槌が下るであろう」

「幹部だ。幹部で決まる。指導者が自分を変えるしかない」

最高幹都ならば、結果を出すことだ。「さすがだ」「立派だ」といわれる模範を示すことだ。そして、第一線の同志を守っていくのである。

しかし、心の奥深くには、大海原よりも、大空よりも壮大な仏界の境涯が広がっている。その大いなる仏の生命を涌現して、現実社会に寂光土を築きゆく力こそ、信心の勇気なのだ。
