四季の励まし

〈池田大作先生 四季の励まし〉大目的に生き抜く幸福 2021年10月31日

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自分は
何のために生きるか。
使命とは、
その自覚の異名である。
自分の「命」を、
いったい何に「使う」のか。
大目的に生き抜く使命を
深く自覚した瞬間から、
境涯は大きく広がる。

幸福は、
いくら追いかけても、
つかめるものではない。
幸福は、
ついてくるものである。
妙法を持つ人に、
福運を積んでいった人に、
ついてくるものだ。
必ず、ついてくるものだ。

人間は、皆、
幸福になるために
生まれてきたのだ。
仏法では
「心こそ大切」と説く。
魂が満たされなければ、
真の幸福はない。
だからこそ、
皆を幸福にするために、
わが生命を使うのだ。

広宣流布のために
戦いきった
満足と歓喜ほど、
誇り高いものはない。
その功徳は無量である。
学会のために戦う。
広布のために戦う。
その功徳によって、
福徳と幸福の人生を歩む
生命に変わっていく。

悩みが悟りに変わり、
幸福に変わる。
悩み、悲しみが
大きければ大きいほど、
より大きな
幸福に変えていける。
これが題目の力である。
ゆえに妙法を唱える人は、
何ものも恐れない。
恐れる必要がない。

悔いなき人生――。
それは、世間の評判や、
他人が
決めるものではない。
全部、自分自身が
決めるものである。
勝負は途中の姿では
決まらない。
何があっても、
最後に「勝った!」と
確信できるのが
「一生成仏」の信心だ。

命が燃えていた。陽光に照らされ、鮮やかな青天と競うように、紅に、黄金色に、木々の葉が輝いていた――。2001年(平成13年)12月の小春日和に、池田大作先生が八王子市の東京牧口記念会館からシャッターを切った。
日蓮大聖人は「春夏よりも秋冬は光あり」(御書1501ページ)と。寒さが厳しくなり、空気が澄む秋や冬ほど、光が冴える。同じように、人々が苦悩の闇に覆われる時ほど、仏法の大光はいやまして輝くことを示されている。
社会に平和・幸福の慈光を送る。これが創価の偉大なる使命である。立正安国へ進むわが生命も完全燃焼させて、「創立の月」へ!