本日の御書

本日の御書 日蓮をたすけんと志す人人少少ありといへども或は心ざしうすし或は心ざしはあつけれども身がうごせずやうやうにをはするに御辺は其の一分なり心ざし人にすぐれてを

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本文】
日蓮をたすけんと志す人人少少ありといへども或は心ざしうすし或は心ざしはあつけれども身がうごせずやうやうにをはするに辺は其の一分なり心ざし人にすぐれてをはする上わづかの身命をささうるも又故なり、天もさだめてしろしめし地もしらせ給いぬらん(四条金吾殿返事p1149)

【通解】
この日蓮を助けようと志す人々は少々いるけれども、あるいは志が薄い。あるいは志が厚くても、身がそれに伴わない。
さまざまな人がおられるなかに、あなた(四条金吾)は、その一分に当たっている。日蓮を助けようという志が人よりすぐれておられるうえ、日蓮がわずかの身命をここまで支えることができたのも、あなたのおかげである。このことは、天も必ず知っておられるし、地もご存じであろう。

【先生の指導から】
この文を拝し、私は、日夜、身命を惜しまず広布に邁進されている皆さまを、大聖人が讃えておられることは間違いないと信ずる。皆さまの活躍は、天も知り、地も知っている。この確信と誇りを忘れないでいただきたい。
大聖人が仰せの「志」とは、「勇気」とも言えよう。
いざというときに、どのような「勇気」で、どのような「心」で、どのように師弟の「共戦」の歴史を刻むか。これが、人生の究極の勝敗を決していく。ここに、大聖人の仏法の根幹がある。