河合副教学部長

どうしたら疑わないか?自分が体験したことは疑わないから信じる。この体験は活動体験ではなく功徳の体験。活動体験ではだめ。

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河合副教学部長
「平成10年6月2日 寝屋川文化会館にて」
3年前の春に壮年部の本部長が来た。小さな建設会社の社長さんで、「今度の不況は深刻です。当分良くなる見通しがありません。うちの会社も売り上げが落ちています。」と言うので、「でも、不景気だからしようがないと言うんでは信仰は関係ありませんね。不景気だからこそ、売り上げ目標・利益目標をきちんと決めて、祈って努力して工夫して売り上げを上げるのが信心じゃないんですか。」と言ったら、怒って帰った。
しかし、それから猛烈に祈ったらしい。すると次から次へと本業以外の新しい仕事が入ってきたそうで、それをやったら全部うまくいって、ちょうど1年間で売り上げが倍になり、社員の数も倍になったと言ってました。
「不景気だからしようがない」では御本尊不信。「だから具体的な目標を決めて祈ろう!」というのが信仰。
去年の4月に、壮年部の会合に行った帰りに車で送ってくれた支部長が、「私は小さな貿易会社をやっていますが、3年前には潰れそうでした。2億の売り上げが1億になった。
その時に無理を承知で“売り上げを3憶にする”と祈ったら3億になった。
去年は“5億に!”と祈ったら5億になりました。今年は“7億”と祈っています。」と言っていた。
先に決めること。祈った上で努力して道を作ればいい。それが信仰。
2ヶ月ほど前に、大阪で美容師をやっている青年に会った。「あまり売り上げが伸びないんです。」と言うので、「具体的に祈ってご覧なさい。」と話した。
昨日、その青年が「あれから、今日はカット何人、プロー何人と決めたらその通リになります。繁盛しています。」と言っていたので、「当たり前です。」と言った。
10月に下関でセミナーをしたが、後日、分県長が来て「あれからみんなが祈るようになりました。功徳がポンポン出てきました。」と言っていた。
ある車を売っている副圏長が、今日はこの車を売ろうと決めて祈ったら売れたそうです。でも利益を祈ってなかったから利益はなかったそうです。「今は利益込みで祈っています。」と言っていた。
スナックのママさんが不景気で困っていた。開店前に3時間、「今日の売り上げはこれだけ!」と決めて祈ると売れるそうです。結果が出るから毎日の商売が楽しくてしょうがないと言っていた。
ある婦人部の方は、息子が5年前に家出して行方不明になり、どうしても見つからなかった。
「ようし!祈って見つけだそう!」と決めて祈った次の日、北海道の警察から電話があった。免許証の書き換えが遅れたため、息子の身元確認の電話だった。元気でいることがわかったので「探しにいこう!」と思ったところに息子から「5年間も心配かけてごめんね。でも元気で頑張っているから。
去年学会に入会して男子部で頑張っているから。」と電話が入ってきて、3日目に見つかってしまった。
功徳の出るのは当たり前。出ないのがおかしい。これを『信心の正常化』という。祈りは叶う。祈ってないから叶わないだけ。信ずるとは疑わないこと。
どうしたら疑わないか?自分が体験したことは疑わないから信じる。この体験は活動体験ではなく功徳の体験。活動体験ではだめ。活動体験ばかりいっぱいあっても、功徳を受けなけれぱ不信になる。今は活動体験止まりが多い。かえって不信になる。
功徳の体験が出れば信が深まって「もっと頑張ろう!」となる。空のボートは波が来ればゆれる。大風が来ればひっくり返る。大きな石を積めば船がグッと沈んで動かなくなる。
同じように大きな体験をすれば、信が深まる。体験がない信仰は観念だから何かあったら疑ってしまう。体験があれば何があっても疑わない。
小さな体験でもたくさんすれぱ同じ。信が深まる。