幸福は、他から与えられるものではない。自分でつかむものだ。幸福への扉のカギは、自分自身が持っている。
御義口伝(おんくぎでん)には仰せである。
「我等(われら)が頭(こうべ)は妙なり喉(のど)は法なり胸は連なり胎(はら)は華なり足は経なり此の五尺(ごしゃく)の身(み)妙法蓮華経の五字なり」(716ページ)
信心によって、わが身を仏と開いていける。いかなる波浪に遭おうとも、負けない強さと輝きを、生命それ自体が秘めているのだ。信仰こそ、宿命を転換させる根源の力であ。人生を勝ち抜く土台である。
まだ、妙法を知らない多くの人々に、我らは、希望の種、平和の種を植えていくのである。
人々と親しく交流し、誠実に心を通わせ、縁した人の幸福を祈っていきたい。