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〈座談会 栄光の峰をめざして〉14 対話とは「話をよく聞くこと」 勇気と意欲を育む励ましを 2017年3月9日

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〈座談会 栄光の峰をめざして〉14 対話とは「話をよく聞くこと」 勇気と意欲を育む励ましを 2017年3月9日

公明党が主導 都議会で「身を切る改革」が成立
〈出席者〉
原田会長
長谷川理事長
永石婦人部長
竹岡青年部長
志賀男子部長
伊藤女子部長
女子部が一人立てば、「希望の門」が開かれていく。家庭や地域、さらに職場や社会、そして世界にまで、妙法の幸の花は、幾重にも咲き広がっていく(5日、東北での本部幹部会)
女子部が一人立てば、「希望の門」が開かれていく。家庭や地域、さらに職場や社会、そして世界にまで、妙法の幸の花は、幾重にも咲き広がっていく(5日、東北での本部幹部会)
 原田 さらなる前進を期しての女子部の新出発、誠におめでとうございます。

 伊藤 ありがとうございます。歓喜の華陽スクラムをさらに拡大するため、全力で頑張ってまいります。

 永石 池田先生・奥さまは、この時に当たり、創価女子会館を訪問してくださり、婦人部と女子部を激励してくださいました。

 伊藤 感謝の思いでいっぱいです。この日を記念し、桃の節句である3月3日が「華陽姉妹 誓春の日」に決定しました。女子部は全員が、先生との“誓い”を果たし、勝利の“春”を開いてまいります。

 永石 大切な女子部が、一人ももれなく幸福勝利を開いていけるよう、婦人部も全力で応援します。

 長谷川 さて、人材の育成、教育の在り方は、時代とともに変化しています。現代において、新しい人材を育成するためには、「具体的な事柄を讃えていくこと」が、非常に大切です。

 竹岡 『新・人間革命』第25巻「共戦」の章には、「これからは、賞讃、激励の時代です。努力を的確に評価し、褒め、讃えていく。それが、勇気となり、意欲を育んでいきます。その場合も、一つ一つの事柄を、具体的に讃えていくことが大事です。また、賞讃のタイミングを外さないことです」とあります。

 原田 「新しい人材を、よく激励してあげてほしい。親身になって、話を聞くことである。悩みを『聞いてもらう』だけでも、ぐっと心が軽くなるものだ。前へ進む力になる」とも先生は言われています。
 重要なのは、まず「話を聞くこと」です。リーダーは、会合での指導と個人指導の比率を「2対8」にしようと言われますが、全ては、メンバーの話をよく聞き、励まし、共に乗り越えていくためです。

 長谷川 「新しい人材」の力が、「新しい勝利」を開く。これが、広布拡大の法則です。「題目」を根本に、「励まし」に徹し抜き、新しい人材と「団結」して、世界広布新時代を雄々しく進んでいきたい。

真の追善回向とは
 永石 20日の「春分の日」を中心に、全国の主要会館、墓地公園、納骨堂で、「春季彼岸勤行法要」が営まれます。

 原田 日蓮大聖人は、信心に励む門下に、「この功徳は、あなたの父母や祖父母、さらに無量無辺の衆生にも及んでいくでしょう」(御書1231ページ、通解)と教えられています。大聖人の仏法においては、自分自身が仏道修行に励み、その功徳を故人に回らし向けることが、真の追善回向になるのです。

 伊藤 親孝行の真心を尽くした女性の弟子には、「亡くなった、優しかったお父さまは、娘のあなたの題目の声を聞かれて仏になられるのです」(同1424ページ、趣意)とも励まされていますね。

 原田 幼くして父と別れた南条時光に対しては、「必ず同じ所にお生まれになり、亡き父上と再び会うことができますよ」と仰せです。題目を唱え抜くことで、必ず霊山において再会し、再び広布の舞台で一緒になれますよ、と教えられているのです(同1508ページ、趣意)。法要に当たり、私たちは真心を込めて追善をしてまいりたい。

 志賀 大聖人の御書に照らせば、“坊主が拝まなければ、先祖は成仏できない”“塔婆を立てなければ、回向にならない”などと言うのは、全くのインチキです。特に、彼岸の時期になると、そうした邪義を唱え、勧誘活動を繰り返す宗門(日顕宗)が、いかに大聖人の仏法に背く邪宗教であるかは明らかです。

 竹岡 その本質は、信者を供養収奪の手段としか考えていない「法師の皮を著たる畜生」(同1386ページ)だ。「追撃の手をゆるめるな!」との戸田先生の遺言のままに、これからも男子部は、破邪顕正の戦いで、創価の正義と勝利を満天下に示していきます。

3つの挑戦が前進
 志賀 今、東京都議会の動向が連日、報道されています。2月22日の本会議では、「議員報酬20%削減」など、都議会公明党が提唱した「身を切る改革」を具体化する条例が、全会一致で可決、成立しました。

 竹岡 「政治とカネ」の問題で、都知事が2代続けて辞任。豊洲市場の移転が延期され、経費として都民の血税が投入される事態に陥るなど、都政への都民の不信感は高まっている。
 こうした中で昨年11月、都議会公明党は、都民の信頼を回復するため、まずは議員自らが襟を正し、「身を切る改革」をしていくことを決めました。

 長谷川 それが、「議員報酬の20%削減」「月額60万円の政務活動費を50万円に減額。そして収支報告書と領収書の全面公開」「本会議などに出席するたびに定額支給される費用弁償の廃止」などです。

 志賀 公明党はブレることなく、独自の提案を貫き通し、最終的には、「公明案をベースにした案を全会派の『共同提案』とすることでまとまった」(毎日新聞2月21日付)のです。これは画期的なことです。

 原田 そもそも、都議会公明党は、政務活動費の使途については、以前から独自に厳しいルールを設定していました。2015年度には、会派として約3000万円を都に返還しています。これは、都の返還額全体の約7割に当たります。

 長谷川 公明党の主導により、都政改革の一歩は踏み出されました。これで公明党が昨年11月に発表した三つの挑戦のうち、「身を切る改革」が実現し、「教育負担の軽減」「人にやさしい街作り」も大きく前進したことになります。

 原田 いよいよこれからが大切です。都民のためのさらなる改革へ、公明党は先頭に立って戦ってもらいたい。