名字の言

〈名字の言〉 2017年2月4日

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「御書の研さんがますます楽しみ」「要望に応えてもらい感謝」――本紙新年号から「寸鉄」欄に登場する御書にページ数が付記され、多くの喜びの声を頂戴した。「寸鉄」を書き写し、御書を開くという方ばかり。真摯な求道の心に、身の引き締まる思いがする▼定年を迎えた東京の壮年は日々、心に残った本紙の記事を切り抜き、ノートに貼る。余白には感想や意見がびっしり。座談会でノートを開きつつ、広宣流布の世界的な広がりを生き生きと語る。地道な努力に裏付けされた言葉には、確かな説得力があった▼お茶の水女子大学名誉教授の外山滋比古氏は、朝昼夕の2時間ほど新聞を読む。頭を働かせ、自らを高め続けることが目的だという。93歳の今もなお、執筆など精力的に活動する▼氏は中高年に向けて、新聞を活用した自学自習を勧める。毎日、自宅に居ながら新しい情報が届く新聞を生かせば、いくつになっても自分を新しくできる、と(『新聞大学』扶桑社)▼池田先生は「創価学会は、文字通り『学ぶ会』である。世界第一の生命尊厳の極理を学び、立正安国の平和・文化・教育の大哲学を行じゆくのだ」と語る。向学の心こそ学会の誉れの伝統。本紙もまた、読者の皆さまの学びの人生に資するため、紙面の一層の充実に努めたい。(差)