真の健康とは何か。それは、病気がない状態を言うのではありません。信心根本に生き生きと価値創造の営みを続けられるかどうかです。病気の宿業を使命に変え、常に自身の生命を革新している人は、病魔に勝利している人です。
戦う中に、真の色心の健康がある。それを教えているのが日蓮仏法です。
「御痛みの事一たびは歎き二たびは悦びぬ」とも仰せです。仏の眼から見れば、病気は信心を深め、成仏を約束するゆえに悦ばしいことであると捉えることができるのです。
何があっても絶対に負けない。あきらめない。屈しない。この人こそ、生命の勝利者なのです。真の健康・長寿の人なのです。