三世を貫く生命の一族です。善友の連帯です。生命は不可思議です。人間は、いずこから来て、いずこへ行くのか。これは科学でも、政治、経済でも解決できない。これを解決できるのが仏法です。
本当に、いい家族、いい恋人に会った。幸せだ —- しかし、生老病死がある。いつかは別れなければならない。「愛別離苦」がある。しかし妙法を信じていれば、生々世々、一緒に生まれてこられるのです。ある場合は親子、ある場合は夫婦、あるいは弟に、妹に、親友に、いろいろ姿は変わるけれども、生々世々、ともかく近くに生まれてこられる。そして「共に宝所に至る」のです。だから妙法は素晴らしいのです。その原理を、妙荘厳王一家は教えているのです。
もちろん「二度と会いたくない」(笑い)というような場合には、一緒に生まれてこない。自在です。