池田先生ご指導

反対に信心の一念が弱くなってくると妙法の友の批判や、幹部のアラさがし、果ては「あの顔が気に入らない」とか低い感情にとらわれていく。これでは大きな功徳は受けられないし、せっかくの福運をも消してしまう。

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岩石のない川の流れは音もなくゆるやかだが、岩石のある川の流れは音を立てながら勢いよく流れる。
水が岩石にぶつかり音を立てるように真剣な戦いは必ず障魔とぶつかっていく。それでも負けずに進むとき、戦いはさらに勢いを増し、大きな結果が出る。
多くの岩石とぶつかるたびに、清らかな川がいよいよ勢いを増し、雄々しい流れになっていくように--。
反対に、戦いが真剣でなければ、障魔はおこらないが、結果も出ない。だらんと、たるみきった、葛藤もなければ進歩も充実もドラマもない人生。目的もなく、さまよう夢遊病者のような人生となろう。それではつまらない。


仏子をたたえる心が強いゆえに功徳をたくさん頂戴している。
反対に信心の一念が弱くなってくると妙法の友の批判や、幹部のアラさがし、果ては「あの顔が気に入らない」とか低い感情にとらわれていく。これでは大きな功徳は受けられないし、せっかくの福運をも消してしまう。
たたえあう心に生命の功徳は万花と薫っていくのである。