池田先生ご指導

会員がかかえる問題は、つねに具体的で現実的な答えを必要としている。いくら抽象的な指導をしても、それでは問題の解決とはならない。

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宇宙全体が「妙音」を奏でているのです。
大宇宙そのものが「生命の交響曲」であり、森羅万象が歌う「合唱曲」であり、セレナーデ(小夜曲)であり、ノクターン(夜想曲)であり、バラード(物語風の歌謡)であり、オペラであり、組曲であり、ありとあらゆる「妙音」を奏で、「名曲」を奏でている。その根源が「妙法」です。「南無妙法蓮華経」です。
だから本当は、勤行も、朝は胸中に太陽が昇る「目覚めの歌」であり、夜は胸中を月光で照らす「夜想曲」であり「月光の曲」なのです。
経文を読むのは「詩」を朗読していることに通じるし、唱題は最高の「名曲」とも言える。最高に文化的な行動なのです。


「大聖人のご指導は、決して抽象的ではない。具体的で、確信にあふれたご指南である。それでこそ、門下も納得でき、安心することができたといえよう。
このことはまた、学会の幹部がよくよく心しなくてはならない点である。会員がかかえる問題は、つねに具体的で現実的な答えを必要としている。いくら抽象的な指導をしても、それでは問題の解決とはならない。その意味で、どうか友の苦しみをわが苦しみとし、ともに行動するなかで、心から納得できる指導をお願いしたい。」