使命と栄光の人生飾りゆく人間教育の勝利者に
陽光に輝くキャンパスで、学びの“金の汗”を流す通信教育部の友。そんな友に、池田先生は、折あるごとに期待を寄せてきた。
「学の光をもって、わが人生を、そして、社会を照らしゆくのだ」(小説『新・人間革命』第23巻「学光」の章)
「学は光」――この指針を胸に、仕事や自らの課題に挑みながら学びの道を進んできた“学光”の友は今、日本のみならず、世界のあの地この地で、希望の存在と輝いている。
今いる所で勝利を誓う友が集い合った学光祭の本年のテーマは、「さあ、挑戦だ! 学びあおう! 人間教育の勝利者へ」。
伊藤遼平さんと、諫山博子さんの爽やかな開会宣言で開幕し、オープニング映像に続いて、代表の2人の友が活動報告を行った。
奥田真紀子さんは、2000年に創大通教の教育学部を卒業。その後、中国の湖南師範大学へ日本語教師として赴任した。02年、同大学に池田大作研究所が設立された折には、創立者の教育理念を論文にすることを決意。同大学で修士号を取得し、中山大学でも創立者の生命尊厳の思想をテーマにした論文執筆に挑戦した。16年には見事、博士号を取得。そして、本年4月に通教の文学部人間学科1期生に。自らを磨き、さらに使命の道を開きゆく決意を発表した。
オーストラリアから参加したダン千景さんは結婚後、シドニーの地へ。日本人学校の補助教員として勤務する中で、教育者の存在が子どもたちに大きな影響を与えることを強く実感した。池田先生の創立した創大で人間教育を学び、オーストラリアの発展に尽くしたいと、14年に教育学部に入学。現在は週5日の日本人学校での勤務を続けながら、リポート作成に励む。平和な社会の構築に寄与する教員を目指し、努力する喜びを報告した。
大池英一総合実行委員長があいさつし、各方面の代表がアピールを行った。田代理事長が創立者のメッセージを紹介。馬場学長は“創価教育の体現者”の誇りを胸に学び続け、誉れ高き人生をと呼び掛けた。
さらなる挑戦を誓い合った学光祭。参加したある友は、瞳を輝かせて語った。
「仕事が大変な中でしたが、“学べる機会は今しかない”と、スクーリングに参加しました。現在、国際貢献のNPOで活動をしています。ここでの学びを生かし、世界平和に尽くしていきます!」