この悩みを解決したい、あの願いをかなえたいと、本気になって信心の実践に励めば、いままでその人の生命を弱く濁らせていた第六天の魔王が驚いて、低い迷いの境涯から離れさせまいと反発するのは当然です。

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この悩みを解決したい、あの願いをかなえたいと、本気になって信心の実践に励めば、いままでその人の生命を弱く濁らせていた第六天の魔王が驚いて、低い迷いの境涯から離れさせまいと反発するのは当然です。急流を木でかけば波がおこり。眠れる獅子に手をつければ吠えるのは道理です。転重軽受の法門を実践し、高く広々とした境涯に前進する勇気ある信心を貫きたいものです。
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御本尊を無二に信受しきる人には、時間の隔たりをこえ、大聖人に直接、指導をうけて、人間革命、生活革命、さらには、広宣流布の活動に励むことができるという、歓喜の実感が湧いてくるのです。
御本尊は、仏法の哲理を知らない人には、単なる文字にしか見えないかもしれません。だが、少しでも教学に励み、仏法の生命論のなんたるかを幾分かでも知った者には、御本尊が、御本仏の法魂、生命であることを認識できるのです。
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目に見えない深く広大な生命の世界にすばらしい変化が起こり、時とともに、冥益あるいは顕益として功徳が噴き出ること、正法ゆえの悪口、迫害は生命のヒズミともいうべき悪業を転換する願ってもない機会であること等を体で知っていれば、悪知識もかえって善知識にと変え、けっして「余教」に心を奪われる愚は犯さないのです。
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仏法の世界は不思議なものです。本気になってぶつかれば、ちょうど鐘をうてば響くように、必ず、自分の生命に実感としてあらわれるものがあるのです。観念的な、責任のない、いいかげんな姿勢であれば、御本尊に響くものもそれだけであり、その人の生命、生活のうえにあらわれるものも、それだけにしかすぎません。
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いやな思い、苦しい思いをすることがあったとしても、それらはすべて魔の所作によるものであることを見破り、それらをつきぬけて毅然と勤行・唱題に励み、広布の活動を力強く推進しゆくことじたいが信心強き仏界の人生なのである。
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われわれにとって大事なことは、なんといっても勤行である。信心の縮図は勤行に尽きる。たくさんの先輩のなかで今日の栄冠を勝ち得た人は、勤行をたゆまず、忍耐強くやりきってきている。それに反して、要領のいい、はったりの人は勤行の実践をおろそかにしていた。一日の活動の源泉である勤行を避けてしまったならば、いくら作戦を練ろうが実るはずがない。勤行こそ宿命転換の第一歩の原動力であり、勤行を真剣にやっている人は顔色もいいし、怨嫉など起こさないし、会うたびごとに成長している。
勤行は前進のためのエンジンだ。それを根幹としてリズム正しく、指導どおり戦っていくならば、すべての戦いにかならず勝ちぬいていけることを確信していただきたい。
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題目を唱えておかないと長い人生において非常に困ることになる。唱えられるときに唱えておくことだ。
たとえていえば唱題は貯金であり、充電である。人は死ぬまでさまざまな苦悩に直面するものだ。思ってもみなかったような問題に直面したときに、題目を唱えていた人と、唱えている人は変毒為薬し、唱えていない人は奈落に落ち込んでいく。どんなに頭がよくても、偉くなっても題目を唱えている人に比べればかなわない。題目を唱えていれば、ぜんぶ人生が開けていくのである。
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