


だからこそ、唱題なのだ! だからこそ、折伏なのだ! 地涌の菩薩の、仏の大生命を呼び覚まし、強い心で、大きな心で、豊かな心で、悠々といっさいを乗り越え、勝利していくのだ。

無明は心の迷いですから自分の心の中で戦わなければならない。「戦う題目」です。疑い、不安等の種々の形で無明は現れてくる。

題目は火です。煩悩の薪を燃やして菩提すなわち幸福の火が赤々と燃えあがる。悩みが即幸福の原料になる。

本日の御書5715

そして、今この瞬間の一念が変われば、それが「現在の因」となって「未来の果」をいくらでも変えていけます。今の一念がどうか。それによって、常勝の道が深く、強く、できあっがっていく。

妙法のリズムと周波数が合う。だから悠々と行き詰まらない力が湧いてくる。大宇宙に闊歩していく自在の大生命となる。

信心は、成り行きでいつか深まってくるものではない。「あひかまへて」とは、発心をしなさいということです。何があろうとも、よし、これを転機に御本尊根本に一歩前進していこう、という勇敢な信心が大切です。

本日の御書5728
