
池田先生ご指導


題目は、病気の人には「薬」となり、悩みの人には解決への「智慧」となり、「福運」となり、落ち込んでいる人には「元気のもと」となる。 かぎりないエネルギーが出てくる。

いっさいの不幸の宿命や罪業を、根本次元から転換しゆくのが「本因妙」のこの仏法。 ただし、信心の厚薄によるということが、大前提となる。

宇宙のあらゆる存在の奥底に、みんなと同じく南無妙法蓮華経が厳然と具わっている。ですから、ひとたび、題目を唱えれば、そのすべてが呼び起こされ、味方となっていくんです。 御本尊は、いわば大宇宙に開かれた生命の窓です。題目は、宇宙のあらゆる仏界を呼び起こす合言葉といえる。

広宣流布大誓堂完成5周年11・18「創価学会創立の日」記念 世界広布新時代第39回本部幹部会 SGI総会から(会長指導) 2018年11月24日

「どうして難が来て安楽なのだろう」と疑問に思うかもしれない。しかし実は「難」と戦い、乗り越えてこそ、宿命転換があり、成仏がある。例えていえば、悪い宿業という「ガン」の病巣を、根本的に取り除いてしまうようなものと言えようか。

「限界を破ろう」。そう決めたとき、実は自分の「心の限界」は、すでに一歩、破れているのである。その時点で、理想や目標も、半ば達成されているといってさえいってよい。

この妙法のリズムというものが、いかに宇宙に厳然たる律動を奏で、また私どもの人生の軌道に深くかかわっているか。

〈寸鉄〉 2018年11月24日 人ではない。自分自身だ。自分の信心だ―恩師。
