
池田先生ご指導


初信の頃、環境が変わること以上に「自分の生命が劇的に変わる」ことに僕は驚いた。絶望感で一杯だった心が、希望に弾むような生命に様変わりする。

自分は立派な信心を全うせず、あちらこちらで愚劣な批判ばかりしている邪魔者は追放せよ!」と。建設的な意見には、しっかりと耳を傾け、大事にしていかなければならない。

他宗で強調しているように「罪障消滅」といって「つぐなう事」だけをやっていても問題は解決しない。 生命には因果の理法が厳然としてあり、幸福への因果としていかなければならない。

勝つか負けるか、どちらかである。ならば、どこまでも徹して強信であっていただきたい。そこに一切を開く急所がある。

自分が願いたい事を順番に紙に書いて、勤行のあとの題目の時に、一つずつ自分の生命に叩きこむように真剣に願うのです。

断じて勝つ!との勝利への大確信と決定した一念が因となって、必死の祈りと行動によって全生命のエンジンが大回転を始め、限りない力を引き出し、勝利という果を生むのである。

〈御書と歩むⅡ――池田先生が贈る指針〉29 2018年8月1日 伸び伸びと鍛えの夏に!

素直な心で御本尊にぶつかっていけばいいんです。御本尊は、大慈大悲の仏様です。自分自身が願っていること、悩んでいること、希望することを、ありのまま祈っていくことです。
