本日の御書

本日の御書 此れ程の不思議は候はず此れ偏に陰徳あれば陽報ありとは此れなり(四条金吾殿御返事p1180)

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【御書本文】
此れ程の不思議は候はず此れ偏に陰徳あれば陽報ありとは此れなり(四条金吾殿御返事p1180)

【通解】
これほど不思議なことはない。まったく陰徳あれば陽報ありとは、このことである。

【先生の御指導から】
隠れての善行があれば、善き果報が出ないわけがないと、大聖人は断言しておられる。
陰徳の行動に徹した人は、その時点で、すでに勝っているのである。
家族に、子孫に、そして自分自身に、その果報が厳然として現れることは間違いない。
これが、本当の人生の生き方である。“人にいい格好を見せよう。早くお金を貯めよう。早く偉くなろう”─自己の鍛えも、人に尽くす行動もなく、そうした表面的な華やかさばかり求めるのは、全部、名聞名利である。幻を追っているようなものだ。そのような卑しい心では、本当の幸福を感じることはできない。