戸田先生ご指導

「なにか困ると、梵天、帝釈が働くのです。向こうからきて助けるのではなく、こっち(己心)にあるところの梵天、帝釈が働きだすのです。

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「その神々(諸天善神)は、どこにいるかということになります。神社にいるかというと、神社にはおりません。我々の体のなかにいるのです」
「なにか困ると、梵天、帝釈が働くのです。向こうからきて助けるのではなく、こっち(己心)にあるところの梵天、帝釈が働きだすのです。南無妙法蓮華経に照らされて御本尊のほうの梵天と帝釈がこっちに感応してくる。だから梵天、帝釈が働かざるをえなくなる」
「諸天善神というものが、梵天、帝釈一人しかいないものだとするならば、みなこれだけの人が(初座で)東の方を向いてやっているのです。時間が違っているから忙しくてしょうがない。(梵天らが)ひとりで走り回らなければならないことになる。そうではないのです。こっち(己心)にいる人(諸天)が出て行って、そして仲間を呼ぶのです。
梵天だって一人ではない。帝釈だって一人ではない。何千人、何万人といるのです。それだけいるのだから、みな集まってきます。そして、その一人を守るのです。それが法華経の諸天善神です」