「けさも御本尊に祈りきった。今晩も御本尊に祈るのだ。絶対にわるくなるはずはないと確信して、信心を続けなさい」
いざ困難に出くわし、窮地に立たされると、”もう駄目だ” とあきらめてしまう。
しかし、実は、困難の度が深まれば深まるほど、もう少しで、それを乗り越えられるところまできているのです。
闇が深ければ深いほど、暁は近い。
ゆえに、最後の粘りが、勝利への一念を凝縮した最後の瞬発力が、人生の勝敗を決していくのです。
苦難にも負けず、たとえ倒れても、断じて立ち上がり、乗り越え、勝ち越えていくところに、人生の真の幸福があり、喜びがある。
人生は、戦いである。
人生は、挑戦である。
人生は、鍛錬である。
困難を避けて、人生はない。
いかなる試練に直面しようとも、「さあ戦おう!」「成長するチャンスだ!」と勇んで立ち向かっていく、「強い自分」をつくるのが日蓮大聖人の仏法である。
この「戦う魂」を持った人が最後は勝つのだ。