聖教新聞より「嫉妬」について
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嫉妬するということは、実は、相手のほうが優れていることに、ひそかに気づいているから。
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第六天の魔王は魔の首領で、正法に敵対して、私たちの仏法修行の足を引っぱり、成仏の妨げをする働きをします。しかも、ことのほか嫉妬心が強く、一生懸命に仏道修行に励んで幸福になろうとしている人を見ると、じっとしていられず、なんとかして妨害しようと働きかけてくるのです。さらに忍びの名人であり、だれにも気づかれずに、どこにでも、どんな人にでも入り込むことができるという特技をもっています。
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嫉妬の人も、またそうである。信心強盛な人は、日増しに幸福になっていく。その姿がうらやましい。だから、その姿を破壊したいという哀れな心である。
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魔は、戦おうという人の生命力を奪い、やる気をなくさせようとする。時には、今回のように、同志の嫉妬となって現れることもある、あるいは先輩幹部の心ない発言となって現れることもある。また、病魔となって、組織のリーダーを襲うこともある。
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嫉妬は、自分の心をつかれさせるだけである。嫉妬の心には陰謀が伴う。他人が自分の前に行くのを恐れ、何とか他人の足を引っ張ろうとする。自分も他人も、ともに成長すればいいではないか。なぜ、嫉妬する必要があるのか。
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