聖教新聞ななめ読み

自分が太陽になればいい! 女優 柴田理恵 笑顔の素敵な柴田さん。いつもそんなにニコヤカなんですか。 いいえ、劇団内では怖い存在らしいですよ。よく後輩を怒鳴ったりしますから。

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自分が太陽になればいい!
女優 柴田理恵
笑顔の素敵な柴田さん。いつもそんなにニコヤカなんですか。
いいえ、劇団内では怖い存在らしいですよ。よく後輩を怒鳴ったりしますから。でも、昔はもっと怖かった(笑い)。
昔の怖いというイメージは、他人の目を意識しすぎて、人が私の心に入ってこれないように、防波堤をつくってたからだと思うんです。だから、いつもピリピリしていました。
結局、自分に自信がなかったんでしょうね。
今でも威張った人や偉そうにしている人を見ると、「ああ、自分に自信がないんだろうな」「そうすることによって自分を守っているんだな」と思います。
昔の私も、そんな感じだったのかな? 本当に力のある人は、威張ったりしませんものね。
、そう思えるようになったきっかけは?
やっぱり「桜梅桃李」という言葉に出あったことですね。
「桜は桜、梅は梅」その人ならではの個性を開花させ、実がなる。咲く時期も違う。場所も違う。味も全部違う。皆、おいしい。違うからこそ、人間は面白いし、素晴らしい!
人のまねをする必要がないから、全然焦ることはないし、人をうらやむこともない
「ああ、やっと自由になれた!」って思いました。なんだか、すごくうれしかったですね。
自分のことを根本的に認めてくれた!そう感じました。
心に残っている御書は何でしょう。
「人のために火をともせば・我がまへあきらかなるがごとし」ってありますよね。
まず、人を照らしていく。そうすることによって自分の周りがはっきりと見えてくる。
私、創価学会が本当にすごいなって思うのは、「一人ひとりを大切にする」ことに徹していることだと思います。
私の周りにも、子育てや家事、地域の活動など、忙しいにもかかわらず、「人を照らすために」語り、励まし、行動している婦人部の方々が大勢います。
これといってスポットライトが当たるわけでもなく、称賛されるわけでもない。ただ人を照らそうと真剣に戦っていますよね。
本当に脱帽です。その先頭に池田先生がおられる。
ある時、聖教新聞で、「自分が太陽になりなさい」という池田先生のスピーチを読みました。
そうだ、私も太陽のような、人を照らしていける人になろうと決めたんです。
だから、この御文は心に残っているというより、私の目標なんです。
世間では、リストラとか犯罪とかいって、暗いことがいっぱいあるんじゃないですか。だけど、柴田を見たら、なんだか元気が出た!、そう言われることが何よりうれしいんです。