思うように学会活動ができない時もあるかもしれない。しかし、そこにも「本迹」はある。どんな状況になっても、広布の使命を
果たし抜こうとの決意があれば「本」です。環境に負け、信心を失って、使命を忘れてしまうならば、「迹」になる。「本」と「迹」はある意味で、ほんのわずかな差といえるし、一念の問題だけに、外からはわからないこともある。しかし、仏法の眼で見れば、全ては明らかであるし、天地雲泥の差となる。
「本迹」を個人の一念に要約していえば、「本」とは原点であり、広宣流布への一念です。
また、前進、挑戦の心です。「迹」とは惰性であり、妥協、後退です。
自分は今、広布のために、人間革命のために生きているのか、
一念は定まっているのか────それを見極めていくことが、私たちにとって「本迹」を立て分けていくということになるしその人が最後の勝利者になっていく。ゆえに、「本迹 」といっても、この瞬間瞬間が勝負であり、自分のいる現実が仏道修行の道場となる。