しかし、その苦悩に絶望し、挫折してしまう人もいる。 御本尊を持った皆さんは、煩悩即菩提、生死即涅槃の法理に則り、いかに絶望の淵に立とうが、敢然と頭をあげて、不死鳥のごとくわが使命に生き抜いていただきたい。』
「歓喜の中の大歓喜」とは、わが生命のうちに築き上げた金剛の境涯である。大宇宙を貫く常住不滅の法にのっとった妙法の世界にのみ、永遠の幸福はある。』
『幸福は、いくら追いかけても、限りなくかなたへ逃げていく。かりに、この手につかんだように見えても、あたかも霧のように消え去ってしまう。それが、この無常の世の真実ではなかろうか。 御書には「南無妙法蓮華経は歓喜の中の大歓喜なり」(御書788㌻)と仰せである。