


我が生命の奥底に九識心王真如の都がある。全宇宙と一体である。この内宇宙を開拓し、自在に駆け巡っていく、いわば〝生命の宇宙飛行士〟それが仏法の信仰者であり諸君なのである。

人間は、心から納得すれば、自分からすすんで行動する。自発の行動には喜びがある。喜びの「心」が功徳を生み、結果を生む。一方的な指導や、自分しかわからない理屈、裏づけのない話で、人の心をつかめるはずがない。

きょう「11・18」学会創立記念日 小説「新・人間革命」第30巻〈下〉が完成 2018年11月18日 不滅の師弟共戦の大叙事詩 29日発売 「暁鐘(後半)」「勝ち鬨」「誓願」の章

「心」を変えれば、「環境」も変わる。仏法でも「依正不二」「一念三千」と説く。

信心の炎がある限り、永遠に生命力の火は燃え続ける。生死を超えた大確信で生きていける。

一対一で、いい味のある対話ができ、人間味のある励ましで人を発心させられる人が本物である。その発心こそ長続きする。その決意が起爆剤になる。

信心は、即生活である。仏法は、即社会である。ゆえに、生活に勝ち、社会に勝ち、自分自身が幸福にならない信心や仏法は、あり得ないのだ。

題目をあげ切っている人に、怨嫉はありません。ヤキモチはありません。行き詰まりはありません。
