


私共の日々の実践にあっても強き信心の一念に徹していくならば、一時は苦しこと、嫌なことがあっても深い意味が感じ取れることになっていく。

止まってしまえば迷いが出る。迷いが出れば、わき道にそれて「くだらぬこと」をしてしまう。止まってはならない。苦しみ、もがきながらも、前進また前進!と、自分を励ましながら、進んでいくことだ。その人が勝つ!

本日の御書5431

妙法とは永遠の蘇生の大法である。生き抜く力なのだ。前進のエンジンなのだ。そして限りなき向上のエネルギーだ。いかに「もう駄目だ」と思うような苦境に直面しても本来、生き抜く力、難を乗り越える力が生命の大地に厳然とある。

病気、貧乏あろうと絶対克服できる。それには信というものが必ずなくてはならない。 その心が強ければ、強いほど、いかなることがあっても青年は敗れることはない。

祈りが、まだまだ足りない。まだまだ弱い。まだまだ小さい。自らを叱咤しながらの勇猛精進だったのです。

今世で成仏すれば仏の境涯は永遠に続く。生まれる度に健康で裕福で頭も良く福運に満ちた人生となる。自分の使命にふさわしい姿で生まれてくる。それが永遠に続く。もう二度と壊れない。そのために今世で仏界を固めなさい、というのである。

信心には、特別の方法や、特別の恰好はありません。 あなたの、ありのままの姿のなかに、仏の生命が具わっているのです。
