
池田先生ご指導


磐石な広布の基盤とは何か。端的に言えば、自分自身の自覚で積極的に活動を進めていく人を一人でも多くつくっていくことです。まず個人指導について大事なことは、時々会合に出てくる程度だとか、

「創価学会は指導主義である。つまり御本尊を拝もうではないかと御本尊を指し示していくことが指導である」、これが学会の指導の伝統です。

信心の一念いかんで地獄界にもなれば仏界にもなる。苦しくもなれば、楽しい遊楽の境涯にもなる。

大生命力を湧き出して、困難をも笑い飛ばしていくのだ。 楽しんでいくのだ。たいへんであればあるほど強く、また強く!

題目の力を自分の小さな境涯で「このくらいだろう」と推し量ってはならない。 その功徳は、仏でも知り尽くすことができないと言われている。

根本は、題目をあげている人が勝つ。「法華経の兵法」で勝つのだ。 妙法に生き抜くところに繁栄の道がある。これが結論だ。

妙法の実体たる御本尊を、しっかりと信じたてまつって、あらゆる事件もその原因を久遠の実体たる御本尊様によせて考え、行動すべきであります。

私共の日々の実践にあっても強き信心の一念に徹していくならば、一時は苦しこと、嫌なことがあっても深い意味が感じ取れることになっていく。あっこれはこういう意味だったんだな、と事象の本質を見通していくことができる。
