池田先生ご指導

大事なことは、「まず祈る」ことである。祈った瞬間から回転が始まる。闇が深ければ深いほど、暁は近い。祈りきった瞬間から、胸中に太陽が昇る。祈りこそが、希望の太陽である。悩みを感じるごとに、祈り、打開し、境涯を開いていく。

スポンサーリンク

大事なことは、「まず祈る」ことである。祈った瞬間から回転が始まる。闇が深ければ深いほど、暁は近い。祈りきった瞬間から、胸中に太陽が昇る。祈りこそが、希望の太陽である。悩みを感じるごとに、祈り、打開し、境涯を開いていく。これが日蓮仏法の「煩悩即菩提」の軌道である。
いわんや、リーダーとして、友のために悩む、広布のために悩む、人を救うために悩む ― それ自体が、偉大な責任感の表れであり、菩薩の振舞いである。 地涌の菩薩に打ち勝てない苦難など、あるわけがない。ゆえに、何があろうと、高らかに妙法を唱えながら、一歩、また一歩と勝ち抜ていただきたい。
なにをおいても、御本尊の前に座り祈ることである。久遠の記別を受けたその瞬間を忘れてはならない。本有の使命があればこそ悩むのだから、悩みぬいて、祈りぬいて、行動するのだ。その地平には、太陽が登り、元初の光が燦々と降りそそいで、何もかも包み込んでゆく。

「御書とその心」より