「生命の奥底から発する真剣な声は、必ずは相手の胸に伝わっていく」
心が眼に映ることはありません。
しかし、私たちは声という響きに乗せて、心を表すことができます。
心と声は一体です。それゆえ、心ない声では、相手の感応も鈍くなってしまいます。
声が大事である。学会はつねに、この「声の力」で勝ってきた。いくら心ですばらしいことを思っていても、それだけでは、相手にはわからない。黙って笑顔を浮かべているだけでは、伝わらない。ゆえに、大事なのは、心の思いを言葉に表していくことだ。
…声をだす事が自分自身を変える。他人を変える。さらに、社会を変え、時代を動かして行く。まさに「声」が仏の仕事をするのである。この一点を、ともどもに明記してまいりたい。