池田先生ご指導

「ありがとう」を言う時、聞く時、人は心のよろいを脱ぎ捨てる。人と人が深いところで通い合える。

ありがとうは《奇跡の言葉》である。口に出せば、元気が出る。耳に入れば、勇気がわく。
私自身、毎日、朝から晩まで「ありがとう」「ありがとう」と言い続けている。
外国に行った時も、「ありがとう」の言葉だけは現地の言葉で伝えることにしている。「サンキュー」「メルシー」「ダンケ」「グラシアス」「スパシーバ」「謝謝」。それを、心を込めて、きちっと相手の目を見て言っているつもりである。
「ありがとう」を言う時、聞く時、人は心のよろいを脱ぎ捨てる。人と人が深いところで通い合える。

「ありがとう」が非暴力の真髄なのである。
「ありがとう」の中には相手への敬意がある。謙虚さがある。人生に対する大いなる肯定がある。前向きの楽観主義がある。強さがある。「ありがとう」と素直に言える心は健康である。だから「ありがとう」を言うたびに、あなたの心は光ってくる。体にも生命力がわく。
自分が、どんなにたくさんの人やものに支えられて生きているかーありがたいと思う、その自覚が、感激が、その喜びが、さらに幸せを呼ぶ。
《幸せだから感謝する》以上に《感謝するから幸せになる》のである。
「祈り」も、感謝しながらの祈りこそが、最も大宇宙のリズムと合致し、人生を好転させていく。
「ありがとう」を言えない時、人の成長は止まっている。成長している時、人は他人のすごさが見えるからだ。成長が止まると、人の欠点ばかりが目につくからだ。

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