人生も広宣流布も、勝利の源は題目である。気迫の祈りである。
魔を打ち破るのも題目しかない。邪知の策謀を打ち破るのも題目である。
祈りに祈り抜いて、行動していく。唱題根本こそが勝利への最高の智恵なのである。最大の力なのである。
人生も広布も間断なき仏と魔の闘争である。
心に瞬時も空白があれば、いつしか魔が入り込み、悪に染められてしまう。
また魔は奪命者である。生命力を奪い取る。魔との戦い。信心の前進をやめれば、生命はよどむ。慢が頭をもたげ、たやすく自らの弱い心を師としてしまう。
ゆえに心に空白やスキをつくってはならない。前進の歩みを止めてはならない。
常に自分を厳しく見つめ、自分の弱さに勝つことである。
そのためには絶えざる精進が不可欠である。
信心の眼も信心の利剣も、まさに気迫の題目によって最大に磨かれる。生命の底からの、渾身の祈りが諸仏、諸天に感応しないはずがない。
深遠な智恵がわき、慈愛が生まれる。歓喜がわき、勇気がほとばしる。一切の幸福と勝利への因となるのである。