池田先生ご指導

「あいさつ」は、瞬時に心と心を結びます。相手が初対面であっても、苦手なタイプであっても、心は通い合う。

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「あいさつ」は、瞬時に心と心を結びます。相手が初対面であっても、苦手なタイプであっても、心は通い合う。
 相手があいさつを返さなくても、かまいません。あいさつは、自分から先にしたほうが勝ちです。人を尊敬できる人が尊敬される人です。明るく誠実に、心を 込めてあいさつできる人が、偉い人です。あいさつは境涯の芸術です。
 「おはようございます!」「こんにちは、よろしくお願いします!」「ありがとうございます!」
 どうせ、声を出すんだから、元気にやれば、お互いに気持ちがいいじゃないか。その生命の勢いが、一日の勝利の扉を大きく開きます。
 どんどん、あいさつしていくんです。どんどん、味方を増やすのです。相手の心の諸天善神を呼び起こすんです。もちろん、声が出せない状況なら、目礼でも いい。
 私が21歳で戸田先生の会社に入って実践したことがあります。
 一つは、元気いっぱいのあいさつで先輩方を迎えることでした。
 もう一つは、毎朝、始業時間の30分前に出勤して、職場を清掃することです。
 元気なあいさつが響く会社は、発展します。職場がよく整理されている会社は、事故がなくなる。
 戸田先生をお守りするために、先生の事業を発展させるために、誰に言われなくとも、私は実行しました。
 朝が勝負です。朝で決まる。
 戸田先生も「職場に遅れてきて、上司に叱られるような人間は偉くなれない。特に、新入社員として信用を積んでいくためには、朝早く出勤すべきだ」と語っ ておられた。
 一日に勝つための生命の暁鐘が、朝の勤行・唱題です。