南無妙法蓮華経を自らも唱え、他にもすすめ、修行しきっていった時には、自身の生命の「我」は妙法に染めぬかれて、三世永遠に大宇宙の「仏界」と一体になっていく。こうなればもう絶対に「安穏」であり、「自在」の境涯である。
題目の音声は、死後の生命にも厳然と届いていく。 もちろん生きている人の生命にも届いていく。 大宇宙のどこであれ、地獄の果てまでも、温かい希望と安らぎの光で照らしていくのが南無妙法蓮華経の力です。
すでにお父さんやお母さんが亡くなっている人もいるかもしれない。しかし、一念三千の法理のとおり、宇宙の一切はこの胸中に収まっている。 両親は、いつも諸君の心の中に生きている。