四季の励まし

〈池田大作先生 四季の励まし〉 成長と幸福は「挑戦」の中に 2018年6月2日

スポンサーリンク

   大宇宙の万物が、挑戦を続ける。
 花は、
 懸命に深雪を割いて新芽を出し、
 波は、
 体当たりを重ねて巌を削り、
 太陽は、
 日々、暁闇を破って躍り出る。
 人が見ようが、見まいが、
 己が使命を果たさんと、
 黙々と、忍耐強く、
 労作業を繰り返す。
 挑戦! 挑戦! 挑戦!
 それが、
 “生きる”ということなのだ。
  
 まず一歩を踏み出すのだ。
 うまくいかないことがあっても、
 「よし!」と思い直して、
 何度でも挑戦すればいい。
 その連続の中に
 成長があり、幸福もある。
  
 人生には、挫折もあれば
 行き詰まりもある。
 そうした時に、
 何ものにも負けない強さをもち、
 それを堂々と
 乗り越えていけるかどうかに、
 幸・不幸の鍵がある。
 そこに、
 仏法を求めざるをえない
 理由がある。
  
 信心ある限り、
 人生の不遇も、失敗も、
 すべて
 生かし切っていくことができる。
 ゆえに、
 仏法者に行き詰まりはない。
 「ただ唱題」「ただ、ただ広布」
 ――その炎のごとき一念と実践が、
 暗夜を開いていくのだ。
  
 大事なのは
 「今から」の決意だ。
 「これから」の行動だ。
 その連続闘争が、
 大きな歴史を築く原動力となる。

 凜として咲く大賀ハス。千葉・茂原文化会館の「会館守る会」の友が、丹精込めて育てたものである。2007年(平成19年)7月、池田大作先生が都内でカメラに収めた。さらに「美事なる/蓮華の花の/大勝利」との句などを贈り、不屈の敢闘精神で前進する同志をたたえた。
 泥沼から美しい花を咲かせるハスのように、負けじ魂を燃やし、現実変革への挑戦を続ける中に“幸福の花”は咲き薫る。さあ、きょうも挑戦の一歩を踏み出そう。