大宇宙の万物が、挑戦を続ける。
花は、
懸命に深雪を割いて新芽を出し、
波は、
体当たりを重ねて巌を削り、
太陽は、
日々、暁闇を破って躍り出る。
人が見ようが、見まいが、
己が使命を果たさんと、
黙々と、忍耐強く、
労作業を繰り返す。
挑戦! 挑戦! 挑戦!
それが、
“生きる”ということなのだ。
まず一歩を踏み出すのだ。
うまくいかないことがあっても、
「よし!」と思い直して、
何度でも挑戦すればいい。
その連続の中に
成長があり、幸福もある。
人生には、挫折もあれば
行き詰まりもある。
そうした時に、
何ものにも負けない強さをもち、
それを堂々と
乗り越えていけるかどうかに、
幸・不幸の鍵がある。
そこに、
仏法を求めざるをえない
理由がある。
信心ある限り、
人生の不遇も、失敗も、
すべて
生かし切っていくことができる。
ゆえに、
仏法者に行き詰まりはない。
「ただ唱題」「ただ、ただ広布」
――その炎のごとき一念と実践が、
暗夜を開いていくのだ。
大事なのは
「今から」の決意だ。
「これから」の行動だ。
その連続闘争が、
大きな歴史を築く原動力となる。
凜として咲く大賀ハス。千葉・茂原文化会館の「会館守る会」の友が、丹精込めて育てたものである。2007年(平成19年)7月、池田大作先生が都内でカメラに収めた。さらに「美事なる/蓮華の花の/大勝利」との句などを贈り、不屈の敢闘精神で前進する同志をたたえた。
泥沼から美しい花を咲かせるハスのように、負けじ魂を燃やし、現実変革への挑戦を続ける中に“幸福の花”は咲き薫る。さあ、きょうも挑戦の一歩を踏み出そう。