


〈小説「新・人間革命」〉 誓願 九十九 2018年7月23日

宿命転換とは人生の逆転劇、人生には暴風雨があり、暗い夜もある。 それを越えれば、苦しみが深かった分だけ、 大きな幸福の朝が光るものである。

師匠は、民衆のために戦う仏の境涯を、なんとしても弟子に伝えたい。弟子は、その師匠の生き方を、わが生き方として貫き通すなかで、不二の境涯を自身の人生に厳然と確立していく。

宇宙のあらゆる一切のものは、天体にせよ、一匹の虱(しらみ)にせよ、刻々と変転していく。一瞬といえども、そのままでいることはない。そこで、一番の問題は、よく変わっていくか、悪く変わっていくかです。

これは日蓮仏法の師弟の魂が、初代会長・牧口常三郎先生から、第2代会長・戸田城聖先生へ、そして池田先生へと脈々と受け継がれてきた師弟のドラマが教えています。

〈社説〉 マンデラ氏生誕から100年 2018年7月22日 対話の力で差別なき世界を目指す

外に不幸の原因を置いてしまったら環境を変えても問題は続きます。 暴力を振るわれた…その現象を見れば相手が100%悪い。

教学が強くなれば、信心はさらに強くなる。反対に強靱な“背骨”がなければ、いざという時に弱い。
