


日蓮大聖人の仏法は、自分自身が強盛な信心で生命力を発揮し、大宇宙をも揺り動かし、不可能を可能にしていく信仰です。ゆえに、私たちの祈りの深さで、諸天善神の働きも決まります。

牧口先生は言われました。 「信心をしているといつのまにか自分では考えれない境涯にあるのだ。まさしく、御書に『蒼蝿騎尾に附して万里を渡り碧羅松頭に懸りて千寿を延ぶ』とある通りだ」

広布に生きった人は、臨終の際、我が生命の諸天善神等の力用が、一挙に全面的に発動する。 そして断末魔の苦しみをはじめ、襲いかかる「死苦」から、完璧に守りきってくれる。

死の瞬間、それまで蓄えられてきた生命の力によって、あたかもロケットが地上から最大の噴射力で飛び立ち、成層圏を突き抜けて、大宇宙へと飛翔していくように、「寂光の空」なる仏界へと「上昇」しきっていける。

でも私は宿業が深いからあかんな、いつまでたってもこんな境涯にならへんわ」と思った瞬間、あかん、ならへん、という気もちの方が強いため、その思いが又、自分の生命から宇宙に働きかけて凄い勢いでだめな方向に向いて行くんです。

組織を強くするといっても。実践的には一人一人の信心を強くする以外にはない。 そのためには一人の友に希望を与え、信心の歓喜を味あわせてあげることである。

ニューヨークの「自由の女神」の顔は、作者バルトルディのお母さんがモデルであるといわれている。

本日の御書 貴辺日蓮にしたがひて法華経の行者として諸人にかたり給ふ是れ豈流通にあらずや、
