
sokaxx


〈名字の言〉2021年12月23日 御聖訓の「はたらかさず・つくろわず・もとの儘」(御書759ページ)のごとく純粋な信心を貫く多宝会の女性がいる。

信心の一念いかんで地獄界にもなれば仏界にもなる。苦しくもなれば、楽しい遊楽の境涯にもなる。

「一時的に損をしたように見えても断固たる信心を貫けば必ずもとの十倍二十倍とすることができる。それが仏法の変毒為薬というものだ。(中略)どんなことがあっても、ただ真っしぐらに妙法を信じて戦っていけばよいのである」

大生命力を湧き出して、困難をも笑い飛ばしていくのだ。 楽しんでいくのだ。たいへんであればあるほど強く、また強く!

題目の力を自分の小さな境涯で「このくらいだろう」と推し量ってはならない。 その功徳は、仏でも知り尽くすことができないと言われている。

根本は、題目をあげている人が勝つ。「法華経の兵法」で勝つのだ。 妙法に生き抜くところに繁栄の道がある。これが結論だ。

妙法の実体たる御本尊を、しっかりと信じたてまつって、あらゆる事件もその原因を久遠の実体たる御本尊様によせて考え、行動すべきであります。

私共の日々の実践にあっても強き信心の一念に徹していくならば、一時は苦しこと、嫌なことがあっても深い意味が感じ取れることになっていく。あっこれはこういう意味だったんだな、と事象の本質を見通していくことができる。
