池田先生ご指導

勤行・唱題によって、自分の生命のエンジンが大きくなるのです。それは、大宇宙という「最高最大のエンジン」と、がっちり「ギア」が、かみ合うからです。

スポンサーリンク

人によって、「大きなエンジン」をもつ人と、「小さなエンジン」をもつ人がいる。
「大きなエンジン」をもっている人は、険しい坂でも、楽しみながら前進できる。
「小さなエンジン」しかない人は、小さな坂でも、息が切れて苦しむ。
勤行・唱題によって、自分の生命のエンジンが大きくなるのです。
それは、大宇宙という「最高最大のエンジン」と、がっちり「ギア」が、かみ合うからです。
目には見えないけれども、この地球を動かしている力がある。月を動かし、太陽を動かし、銀河を動かし、星々を誕生させ、死滅させ、また誕生させている「大いなる力」がある。
その力が地上には花を咲かせ、大樹を育て、雲を走らせ、鳥を羽ばたかせている。人間も、この力の一部です。
そして、人間がほかの動物と違うのは、宇宙のこういう「力」や「法則」を発見して、それを大きく利用してきたことです。
仏法というのは、もっと根本の「生命の法則」を発見したのです。
そして、どんな人の生命からも、「宇宙を動かす大いなる生命力」を自由自在に引き出す“機械”を発明されたのが日蓮大聖人です。
戸田先生は、御本尊様を「もったいないことだが、“幸福製造機”にたとえられる」と言われた。
生命力を強くして、幸福になるために、日蓮大聖人は御本尊を“発明”してくださった。その“使用法”の基本が勤行・唱題なんです。
もともと自分の中にあった無限の生命力を「引き出す」のです。
そこが大事なのです。
勤行は、自分の眠っている力を引き出す「宝の蔵の鍵」なんです。