また、一個人の人間生命の奥底にまで、深く光を当てる仏法であるがゆえに、そこに潜んでいた醜く汚れた生命が妙法の光を受けて、一挙に表面化したためであるとも考えられる。

ふだんは正常な思考で、物事に対処している人でも、こと大聖人の仏法のこととなると、正常な思考は失われ、考えられないような行動に走る場合が見受けられる。それは「悪鬼其の身に入る」と経文に説かれた方程式通りとしか、いいようのないものだろう。
また、一個人の人間生命の奥底にまで、深く光を当てる仏法であるがゆえに、そこに潜んでいた醜く汚れた生命が妙法の光を受けて、一挙に表面化したためであるとも考えられる。