
池田先生ご指導


「折伏を成し遂げる要諦は何か。 それは決意です。一念が定まれば、必ず状況を開くことができる。 折伏は、どこでもできるんです。戸田先生は、牢獄のなかでも法華経の極理を悟り、看守を折伏しています。

「人間は戦うために生まれてきた。進みに進み、勝つために生まれた。これが幸福と平和につながる人生の意義である。人生は勝利のためにある」 その勝利の力が題目です。

幸福とは単なる言葉ではない。物でもない。財産や地位や名声で、幸福は決まらない。 まず題目をあげることだ。そうすれば生命力が湧いてくる。

人生の目的は何か。それは幸福である。幸福の決め手は何か。それは境涯である。 同じ環境にあっても、その人の境涯によって、幸福ともなり不幸ともなる。

題目をバカにして策に走れば、結局は敗れる。 生命を賭けた戦いに福運はつく。

本日の御書 我が此の一門の中にも申しとをらせ給はざらん人人はかへりて失あるべし、日蓮をうらみさせ給うな少輔房能登房等を御覧あるべし(四条金吾殿御返事p1168)

だから、普段の信心が大事なんです。日々、忍耐強く、黙々と、水の流れるように信心に励むことです。自分の生命を、磨き、鍛え抜いて、信心への絶対の確信を培っておくことです。

自らを折伏するのだ。壁を破るには、腹を決めることだ。断じて成し遂げてみせると、一念を定め、御本尊に誓願の題目を唱え抜くのだ。
