
池田先生ご指導


ニューヨークの「自由の女神」の顔は、作者バルトルディのお母さんがモデルであるといわれている。

本質から言うと、こちらに悩むという宿業がある。これが因で、悩む。 自分は被害者ではなく、主犯なんです。

生命が御本尊と合致していれば、どんな苦難も、必ず乗り越えていくことができる。信心の極意は、何があっても御本尊に向かい、題目を唱え抜いていくことしかありません。

日蓮大聖人は、私たちが、煩悩を菩提へ、生死を涅槃へ、四苦八苦に苦しむ身を常楽我浄の生命へと転換し、人生の幸せを満喫して生きていくために御本尊を顕された。

闘争のなかに前進がある。 闘争のなかに成長がある。 闘争のなかに希望がある。 闘争のなかに歓喜がある。

一つ、また一つと解決していくこともあれば、大聖人が『地獄の苦みぱつときへて』 と仰せのように、一挙に悩みが解決することもあるでしょう。

本質から言うと、こちらに悩むという宿業がある。これが因で、悩む。自分は被害者ではなく、主犯なんです。

そうすれば誰人であろうとも無敵の〝仏の生命〟を厳然と涌現できるのだ。「師弟不二」の心の力こそ最強の武器なのである。
