
池田先生ご指導


職場にあっても、学会員ならば、誰よりも懸命に働き、そして、能率を上げ、よい仕事をするために、研究、工夫していくことです。そのための強い生命力と智慧を涌現していくのが信心であり、唱題なんです。

「信心によって、自分の境涯を開き、生命を変え、人間革命していく以外にないんです。 親も、夫も、兄弟姉妹も、子どもも、自分の置かれた現実であり、それは、宿縁によって結ばれているんです。その環境から逃げ出すわけにはいきません。

「折伏を成し遂げる要諦は何か。 それは決意です。一念が定まれば、必ず状況を開くことができる。 折伏は、どこでもできるんです。戸田先生は、牢獄のなかでも法華経の極理を悟り、看守を折伏しています。

「人間は戦うために生まれてきた。進みに進み、勝つために生まれた。これが幸福と平和につながる人生の意義である。人生は勝利のためにある」 その勝利の力が題目です。

幸福とは単なる言葉ではない。物でもない。財産や地位や名声で、幸福は決まらない。 まず題目をあげることだ。そうすれば生命力が湧いてくる。

人生の目的は何か。それは幸福である。幸福の決め手は何か。それは境涯である。 同じ環境にあっても、その人の境涯によって、幸福ともなり不幸ともなる。

題目をバカにして策に走れば、結局は敗れる。 生命を賭けた戦いに福運はつく。

本日の御書 我が此の一門の中にも申しとをらせ給はざらん人人はかへりて失あるべし、日蓮をうらみさせ給うな少輔房能登房等を御覧あるべし(四条金吾殿御返事p1168)
