
池田先生ご指導


題目は、病気の人には「薬」となり、悩みの人には解決への「智慧」となり、「福運」となり、落ち込んでいる人には「元気のもと」となる。かぎりないエネルギーが出てくる。しかも、高い薬と違って「ただ」です。

これらは物理的な法則だが、仏法というのは、もっと根本の「生命の法則」を発見したんです。 そして、どんな人の生命からも、「宇宙を動かす大いなる生命力」を自由自在に引き出す機械を発明されたのが日蓮大聖人です。それが御本尊ですね。

電波と同じように、目には見えないけれど、生命の「十界」の波長が宇宙にはある。少し、難しい話になるが。 問題はどのチャンネルの波長に合わせるかです。

組織をどう動かすか、ではない。自分を革命することだ。自分が生まれ変わっていくことだ。

「どのような心構えでいったらよいか」ということに加えて、「どのように実践しようか」と、行動に移さなくてはいけません。

君が必死になって頑張り抜いた功徳、福運は、お父さんにも回向されていくよ。 それに、お父さんは、既に心は学会員だ。 陰では応援してくれているはずだ。

どこへ行こうと、生きる苦しみは避けられない。 避けられないなら乗り越えるしかない。 「強い自分」を作る以外に幸福はないのである。

すでにお父さんやお母さんが亡くなっている人もいるかもしれない。しかし、一念三千の法理のとおり、宇宙の一切はこの胸中に収まっている。 両親は、いつも諸君の心の中に生きている。
